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2017年8月21日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
八十八躰供養塔(はちじゅうはちたいくようとう)

 現在は先端部が折れてしまっていますが高さ184㎝、幅42㎝、奥行35㎝の文字塔です。
 この文字塔に刻まれている「修善」とは、四世修善大道浄阿和尚(しゅうぜんだいいじょうあおしょう)(※)のことで、善応空胎惟阿上人は文久二年八月十八日に没していますので、死後二カ月後にこの修善大道浄阿和尚によって造立されたことになります。善応空胎惟阿上人の供養と信者の安全祈願を込めて造立されたものと推測されます。
 また、この地は、善応空胎惟阿上人、二世観誉豊恭信阿上人、三世信盈安西栄阿和尚が没後に埋葬されるなど、神鈴峯において重要な信仰の場であったと思われます。

四世修善大道浄阿和尚:九州出身。三ツ峠の数え歌を詠作。三ツ峠山には「親不知」「八十八躰供養塔」などを造立。後に薩長の事変が起き故郷に帰ったと伝えられている。

八十八躰供養塔の写真
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